#06 アスリート環境

先輩アスリート
個別インタビュー

田中 佑樹(長距離)
Chapter
  1. 自己紹介
  2. 就職活動のポイント
  3. 浜松委托運送を選んだ理由
  4. 新生活への不安・懸念
  5. 新生活1年経っての感想
  6. 入社当時の悩み
  1. デュアルキャリアの楽しさ
  2. アスリートチームの関係
  3. デュアルキャリアの
    一日のスケジュール
  4. 大会前の調整
  5. 学生の方へのメッセージ

先輩アスリート社員
クロストーク

アスリートが競技活動に加えて別のキャリアを築く取り組みを「デュアルキャリア」と呼びます。選手生命の限界を考慮し、アスリートは競技を引退した後の職業生活についても深く思案する必要があります。デュアルキャリアの実践は、こうしたアスリート特有の悩みを解決する手段となり得るのが特徴です。現在、アスリートのデュアルキャリア支援を積極的に行う企業が増加しており、当社も多くのアスリートの背中を押せるように様々なサポートをしています。

そこで、実際にデュアルキャリアとして二足の草鞋を履く選手の働き方や考え方、なぜ浜松委托運送を選んでアスリート社員として入社したのか伺いました。

メンバー

  • 若山 岳(長距離)
    若山 岳(長距離)
  • 濱田 祐知(長距離)
    濱田 祐知(長距離)
  • 田中 佑樹(長距離)
    田中 佑樹(長距離)
  • 寺崎 一輝(短距離)
    髙木 恒 (短距離)
  • 髙木 恒 (短距離)
    寺崎 一輝(短距離)

「仕事」も「競技」も楽しむことに価値がある

- まず採用活動におけるお話から伺いたいのですが、浜松委托運送株式会社を知ったきっかけや経緯を教えてください。
体育会学生・スポーツ経験者専門向けの「マイナビアスリートキャリア」という就職・転職サービスを経由して知りました。デュアルキャリアが可能な企業様を、担当のキャリアアドバイザーさんにいくつか紹介していただく中で浜松委托運送に出会ったのを覚えています。
- エージェントさんから様々な企業様を紹介してもらっていたかと思いますが、浜松委托運送に決めた理由をお聞かせください。
浜松委托運送のアスリートへのサポートは、福利厚生や補助社用車、住居手当、アスリート支援金など、金銭的な面で充実しています。
さらに、面接の際に社長から「アスリートに何を求めるか」と質問した際に、「仕事も競技も楽しんでほしい」という返答があり、この会社で頑張りたい と思ったのが強く印象に残っています。
また、アスリートに対する福利厚生や補助、スポーツ活動に対しての制約が少なく、「自由に競技ができる環境が整っている」のも魅力的でした。さら に、倉庫見学の際の会社の雰囲気も好印象で、自分自身で考えて働ける職場環境や社風にも心惹かれました。
- ちなみに採用活動をスタートして、応募する前に企業調査などは行いましたか?
はい。一般的な就職活動と同じように、企業様の社風や待遇面に加えて、アスリートたちに対する支援の内容がどれだけ整っているのかも調べていまし た。その中でもアスリートへの支援体制が充実していたのが、浜松委托運送だったのです。

固定概念に捉われない柔軟性と自由な発想が成長へ

- 続いて入社前のお話を聞かせてほしいのですが、正直なところ不安はありましたか?

そりゃ不安だらけですよ。根本的な部分ですが、地元を離れて初めての一人暮らしは不安でしたね。全て一人でやらなきゃいけないので、慣れるまでは大変かなと。

また、社会人陸上をしている知り合いから社会人陸上の難しさは聞いていたので、競技と仕事を両立しながら、競技でしっかり結果を残すことができるのか、といった懸念はありました。

そして、仕事をしながら競技の練習を行うので、今まで以上に時間や余裕がない中でちゃんとやっていけるのか。部員が少なく、監督やコーチがいない中で自分たちだけでしっかりと練習ができるのだろうか、といった不安は感じていました。

- 多くの不安を抱えていたかと思いますが、実際に入社してみてその不安はどのように変化しましたか?

まず実際に会社で働く皆さんからのサポートが手厚かったので、非常に心強かったです。

そして、同期の存在は非常に大きな存在だったと感じています。一緒にメニューを考えたり、練習をしたりすることができる仲間がいることで安心感がありました。競技や仕事で上手くいかない時はいつでも助けが欲しいと思いますが、競技やプライベートの場でも一緒に笑い合える同期がいれば、頑張り続けることができると感じます。

「責任」に対する不安はまだありますし、今後も持ち続けると思います。ですが、ほど良い緊張感を持ち続けながら競技力の向上に励んでいければと考えています。

- 浜松委托運送に対する印象ですが、入社前と入社後でどのように変わりましたか?
入社後も、入社前のイメージとほとんど変わらないと感じました。ただ、現場の改善を目指すためにアイデアを出し、それを実行に移す計画性と行動力の速さには驚かされました。また、新しいことに積極的に取り組んでいる印象も受けました。会社自体はまだ発展途上だと思いますが、やりがいを感じる意味で興味深い時期に入社できたと感じています。
- 実際に働いてみて先輩社員や同僚アスリート社員との人間関係はどうですか?

私たちのチームでは、質問や意見を気軽に言い合える関係性が築かれており、それが日々の成長に繋がっています。種目を問わず、練習中のコミュニケーションや真剣な取り組みが、互いに良い刺激を与えています。

まだ新しいチームであり、チームとしての明確な方向性を定めるのはこれからですが、個々の強みを生かしながら、話し合いを重ねたり競技知識を共有することで、徐々に一体感が芽生えてきています。

先輩社員からは、常に固定概念に捉われない柔軟性と自由な発想を求められており、それが私たちの成長に繋がっています。また、経験の長さにかかわらず、互いに競い合いながらも支え合える関係を築いており、仕事だけでなくプライベートでも良い関係を維持できています。

- 浜松委托運送の陸上部はどんな雰囲気か教えてください。

私たちのチームは少人数ながらも、短距離と長距離の選手が近い距離で練習を行うことができ、良い意味での競争心を持ってお互いを高め合う環境があります。しかし、少人数だからこそ、仲間意識は強く、積極的にアドバイスを交換したり、意見を出し合ったりしており、チーム全体の当事者意識は非常に高いです。普段は仲が良く和やかな雰囲気ですが、競技となると一変、真剣な姿勢で取り組むオンとオフのメリハリがはっきりしています。ミスがあった際には、お互いに厳しく指摘し合うことができるという、信頼関係も築かれています。

そして、私たちは学生時代以上に自己管理が求められています。自分自身としっかり向き合い、トレーニングメニューやスケジュールの調整を行う必要がありますが、これが自由で伸び伸びとした練習環境を実現しています。

安心して競技に専念できる万全な環境と信頼関係

- 仕事と競技を両立するのは大変ですが、「デュアルキャリア」を選択した理由をお聞かせください。

学生時代は大人数のチームに属していたため、自分のやりたいことを完全には実現できない状況でした。大学を卒業し、引退を考えたとき、陸上に対する未練が残っていました。そこで、自分が持つ陸上知識を活かし、学生時代の自分を超えることを目指すことにしたのです。

また、アスリートとしてのキャリアは限られており、その後の人生を考えた際に、社会人としてのキャリア構築も重要であると考えていました。競技生活は永遠には続かず、いずれ終わりが訪れます。その時、競技以外のスキルがなければ、周囲の同期に遅れをとってしまう可能性があります。このため、デュアルキャリアを通じて、仕事と競技の両方でスキルを磨き、競技を引退した後も成長し続ける人材になることを目指しています。

- デュアルキャリアを選択するメリットはどこにあると考えていますか?
競技と仕事を両立させることで、社会人としてのキャリアを築きながらも競技に全力を注ぐことができ、その結果、充実した毎日を送ることができます。 競技だけでなく仕事にも力を入れることで、限られた時間の中での自己管理能力も自然と向上していくことがメリットですかね。
- アスリート採用で入社し、良かった点や大変だった点を教えてください。

社宅制度やジム代全額支給、社用車の貸し出しなどもあり、生活基盤が安定しているのは大変心強いです。一方で、仕事と両立して競技をする環境では、自分で自己管理を徹底し、自らを追い込むことが成長に不可欠です。ですが、学生時代よりも自由に競技に取り組めるようになり、目標設定とその達成のための戦略を考えることが楽しいです。

また、仕事での成長や質の高い練習ができた時には充実感を感じますが、知識を身に付ける必要がある分野もあり、コンテナの荷下ろしのような肉体労働後には練習の調整が難しく感じることもあります。それでも、競技だけに専念するアスリートと比較して、得られるものは多いと感じています。

- 具体的にどのような働き方をしているのでしょうか?

基本は1日6時間勤務(10~16時)として週5日働いていますが、試合や練習に応じて勤務時間は調整可能です。仕事前と後に練習をしながら日々仕事にも励み、社会人としても成長できるように仕事にも全力で取り組んでいます。先輩社員が仕事や会社の事を教える「トレーナー制度」が設けられているので、分からないことがあれば何でも相談できるので安心です。

仕事でも自分のポジションを築いていけるのか、不安に感じるアスリートも少なくないと思います。ですが、浜松委托運送ではアスリートのキャリア形成も目標に掲げているので、仕事と競技の両立をバランス良く実現しています。

- 仕事が楽しいと感じる瞬間や、仕事における目標を聞かせてください。

人員配置や時間の逆算を行い、それがスムーズに機能したときに喜びを感じます。また、新しいことにチャレンジしている瞬間が楽しく、これまで に学んだことや経験を生かして一人立ちで仕事をこなせるようになったときが、特に充実しています。

今後は様々な仕事に挑戦し、得た経験を通じて豊富な知識を身に付けたいです。その知識を基に、自立して任務を遂行できる信頼される人材にな り、いずれは自分が中心となって現場を指揮し、先輩社員からも頼りにされる存在になることを目指しています。

マッチする人物像とメッセージ

- どのようなアスリートが浜松委托運送にマッチすると思いますか?

コミュニケーションを重視し、強い意志を持って競技を続けたいと考えている人には合っているかなと思います。今の環境に甘えずに自分自身と競技に向き合い、アスリート同士で意見交換やアドバイスができる人が多いですね。

また、新しい挑戦を楽しみ、困難に直面しても諦めずに取り組み、競技に対するモチベーションが高く、自分の考えをしっかり持っている人には勧めたいです。

そして当然ですが、社員として採用していただいているので、業務時間内はもちろん特別扱いされることはありません。そのため、「陸上をやるためだけにここにいるから、仕事は適当でいいや」というバイト感覚な方は、この場所には合わないと感じています。競技もキャリアも全力で取り組む、真剣な姿勢を持った仲間が増えることを望んでいます。そういう仲間と共に120%の力を尽くせたら、非常に嬉しいです。

- デュアルキャリアを目指すアスリートへメッセージをいただけますか?

デュアルキャリアは挑戦が必要な分、不安を感じることもありますが、仕事と競技の両立に向けて考え、工夫を凝らすことで、どちらの分野でも成長が実現できます。仕事をしながら競技を続けることには大変さが伴いますが、それによって得られるやりがいは大きく、充実した毎日を送ることができます。

私自身も浜松委托運送に入社してから、安心して競技に専念できるようになりました。短距離と長距離のアスリートが互いにサポートし合える良好な関係性もこの環境の強みです。競技も仕事も人生も、共に成長を目指す同志として、この道を歩んでいきましょう。

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